瓦屋根の補修方法について | コラム | 神奈川県海老名市 海老名駅【株式会社ハウスリペア】

近年では、スレート（コロニアル）屋根や、鋼板の屋根が増えていますが。
以前は日本の家の屋根といえば、瓦屋根でした。
瓦は非常に、耐久性の高い建材ですが、築数十年以上経過するとやはり劣化するものです。
今回は、瓦屋根の補修方法について解説していきます。

▼瓦屋根の補修方法
各補修方法の特徴をご紹介しますので、ご自宅の補修時の参考にされてみてくださいね。

■部分的な補修
「瓦が1枚割れている」「数枚ズレれている」、などの非常に狭い損傷にピンポイントで対応する補修です。
瓦の差し替えや、ズレを直すなど、部分的な対処ですので、他の補修方法に比べて費用を抑えることができます。
下地に劣化などがない場合には有効な補修です。

■葺（ふ）き直し
瓦自体に劣化はなく、補修法瓦の下にある防水シートに劣化が目立つ場合に施す補修法です。
一度、屋根に敷いている瓦を全て撤去して、下地を取り換えます。
下地が新しくなったら、撤去していた瓦を再度積みなおしていきます。
瓦を新調する必要がないため、新規の葺き替え工事よりも費用を抑えることができます。

■カバー工法
瓦屋根はそのままの状態で、その上から屋根全体を、金属製の屋根材で覆う補修方法です。
既存の屋根の上に、新しい屋根材を載せる工法ですので、工期を短縮できるという特徴があります。

■葺き替え
屋根の瓦を全て新しいものと取り換える補修法です。
場合によっては下地となる部分も補修、交換が必要であるケースがあります。
屋根全体を新品の状態にする工法ですので、雨漏りなどの根本的な解決と、長期間に渡って補修が不要となるメリットがあります。

▼まとめ
瓦屋根の補修方法について解説しました。
部分補修、葺き直し、カバー工法、葺き替えなどの補修法があります。
それぞれの工法の特徴を理解して、お住まいのリフォームなどの参考にされてください。